子どもの頃からミスが多かったです。
忘れ物が多く、とにかく凡ミスや大きなミスが多かったです。
大人になってからも変わらずミスは多いです。
ですがそのミスを上回るだけの善処をしています。
ミスをカバーするために多くの本を読み、訓練をした結果、今ではミスはほとんどなくなってきました。
でも気を抜くとミスは発生するので気を抜けません。
偉人たちもミスや欠点が多かったそうです。
偉人とは並べませんが、偉人たちが欠点以上の能力を発揮できたのなら私も一般人以下から一般人くらいにはなれそうです。
今回は私の失敗対策を考えながら、障害を負っていてもカバーできる方法を考えます。
⚪忘れっぽい私はとにかくメモをする
頭が悪いのか障害故か、とにかく物覚えが悪くすぐに忘れてしまいます。
おそらく両方でしょう。
倒れる前の私は、職場でメモを禁止されていたのでとにかく忘れまくりました。
倒れて以降、様々なビジネス書を読んだ結果、忘却対策にはメモが最強の手段と結論に至りました。
これは発達障害、精神疾患の認知の対策にも有効です。
忘れることはメモをすることで防げます。
メモの何が良いかと言うと、メモをすると、
書いた記憶
書いたメモ
が残ることです。
書くことで、書いた記憶と手の記憶が残り忘れにくくなります。
そして物理的にメモが残ればそれを見返すことで忘れにくくなります。
以前は紙のノートやメモを使っていましたが、今はスマホのメモアプリをリマインダーと紐つけて使っています。
リマインダーでしつこく通知し、いやでもメモを目にするので記憶しやすいです。
そして何よりスマホは忘れ物をしにくいことが挙げられます。
忘れ物が多い人でもスマホは忘れにくいです。
認知のことにも役立ちます。
一旦メモに興すことで、第三者視点で情報を俯瞰できるので自分の視点が間違っていないかを知ることができます。
障害があるとどうしても01思考に陥ったり、違う記憶が入り込んだりするので、それをろ過する効果もあります。
私は、脳の中に色んな考えが浮かぶので、一度に多くの情報を処理しようとすると入り混じってしまうので、メモをすることで情報を整理できます。
メモをするようになってから、忘れにくくなりましたし、情報を整理してうまく自分の中に取り込めるようになりました。
そしてメモをする、文字を興す訓練の結果、頭の中で情報をうまく処理できるようになりました。
少し障害を克服できたのかもしれません。
⚪ダブルチェック、トリプルチェックは必須!
ミスを無くすためにはダブルチェックは必須です。
わかって入るのですが面倒なんですよね。
なので以前の私はミスが多かったです。
怠惰な性格なのでしょう。
これも多くの本を読むとミスを減らすにはダブルチェック、場合によってはトリプルチェックは必須でした。
これを私の生活に取り込むには苦労しました。
面倒くさがりなので物事を効率よく、同時進行させようとしていました。
これが良くなかったです。
障害的にもマルチタスクは超絶苦手なので苦手なことをしようとしているのですから、ミスは起きます。
私が考えついた対策は、シングルタスクにする。
仕事や物事を細分化しシリアル処理をするでした。
これは今の税理士事務所の仕事や、自宅の仕事に活かされています。
1つの処理中は他のことをしない、もう一度同じところをチェックしつつ処理をする。
こうすると自然とダブルチェックになります。
動画編集なら、テロップ、素材並べ、エフェクト付け、BGM、SE、と最低5周するので同時にチェックできます。
こうするようになってからミスはぐっと減りました。
面倒と思っていたチェックもシングルタスクにすることで、脳の負荷が軽く面倒に思いません。
人間一度に多くのものを運ぼうとした時、最大限の重さを運ぼうとしてしまいます。
それを小さなものに分解して運べば少ない労力で結果多くのものを運ぶことができます。
昔、引越屋さんのアルバイトをした時、ダンボールは溜めてから運ぶという謎ルールがあって無駄だなぁと思ったのを思い出されます。
⚪対人の指示はしつこいくらい確認する
対人で指示をもらう時、理解できていないと、Aという指示をもらっていてもA'またはBと違うものになることがあります。
Aと一口に言っても指示者のAがどういうものか、指示者によりマチマチの場合もあります。
私は障害的に認知に障害があるので正確な指示を理解しにくい、特に抽象的な指示は理解しにくいです。
なので、できるだけ具体的になるように確認します。
もちろん相手が疲弊しないように、メモを取りつつ不明な部分を明らかにするためです。
私は東京に引っ越してから不思議なことに頭のいい人や学歴の高い人と関わることが多く、その結果抽象度の高い話を聞く機会が多いです。
そのまま指示を受けることも多いですが、抽象度の高い指示が多く確認することが多いです。
ぼんやりとした指示を具体化させないと仕事になりません。
以前の私は確認ということができませんでした。
なぜか独断で走ることが多かったです。
これも認知の障害故か性格かもしれません。
今では抽象的な指示が事前にわかるようになったので、具体化させます。
⚪発達障害だったからこそ対策もできた
障害故にミスも起きていましたが、障害故に対策ができていたように思います。
逆説的ではありますが。
なぜかといえば、ミスを起こす前提で動けばそれの対策を油断することなくできるからです。
その対策も凝り性が相まって本を読みまくって対策しました。
私は決して能力は高いわけではないです。
むしろ学歴は低いですし、地頭も悪いですし、おまけに障害があります。
一般人以下の能力と言えると思います。
そんな私でもミスを減らせるのですから、メモ、確認、ダブルチェックの効果は偉大です。
今の税理士事務所で長く仕事をするためにも上記のことを活かしながら仕事をしていきます。
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