パートナーがほぼ毎月推し活に数万使うので、そのお金を投資に回したほうが将来に返ってくるお金が大きくなるよ、と伝えてもピンとこない様子。
複利計算で今の元本と月に仮に数万ずつ投資すると10年20年後どうなるか、ネットの複利計算機で見せてもピンとこない、数字にヨワイようです。
じゃあと、グラフに見せてようやくわかってくれましたが

「今体験できることを体験しないと将来推しが引退したら楽しめない」
それもそうなんだけど、限度というものがあってコンサート何日も行くとかちょっと考えたらお金使いすぎなんだけど価値観が合わない感じです。
とはいっても私も映画が好きで、月に1本新作映画を観ます。
障害者割引があるので1000円ですが、それを投資に回せばと思うので同額を投資信託購入に当てます。
パートナーの規模とは違いますがそういうルールでお金を使うことに縛りをつけています。
そうしないと娯楽費はどんどん増えていく一方ですからね。
◯そもそも適正額の娯楽費ってあるの?
私の娯楽費はサブスクと書籍、映画と合わせると月に1万円くらいです。
それでも私の少ない収入ではまあまあな金額、サブスクは副業の経費にしているので少しは抑えられていますが年間12万円は大きいです。
娯楽費を収入の何%にするという考え方もありますが、そうすると高収入の方の娯楽費は大きなものとなるのであまりおすすめはできないと思います。
パートナーはまあまあな収入があるので娯楽費も数万でも耐えられますが、子どもが将来習い事や学費など必要な場面で困らないためにも蓄えておきたいところ、歯列矯正もありそうですからなおさら。
私は娯楽費は金額で考えたほうが良いように思います。
もちろんガチガチに決めてしまうのは自由がないので、レンジを設けると良いと思います。
先ほど私は月1万としましたが、欲しい本や月に2本映画を観たり、好きな落語を聞きに行ったりするため15000円くらいとしています。
落語は毎月行きませんし、映画は行かない月もあるのでバランスは取れていると思っています。
◯娯楽費の同額を投資に回せば面白いほど資産が増える
私は定期的な出費以外の突発的な娯楽費は同額の投資信託、最近は単元株(1株だけ株式を買う)買うようにしています。
そうするとムダ使いと思える出費でも資産がプラスになり、総資産額が増えていくので嬉しいですし、手元の自由なお金は減るので、あまり出費ができなくなり好循環となります。
そして最近の株高、資産額は面白いほど増えていきます。
娯楽費を設定する時、何かしらのルールを設ければある程度、出費を抑制できるのではと最近思います。
娯楽費だけでなくても、外食を我慢して自宅へ帰ってきてご飯を食べて使ったであろう金額を投資に回す、Amazonで見かけて商品をとりあえずカートへ入れて買ったつもりで投資をする、などなど。
ルールを作ることでお金を楽しく運用できるかなーと思います。
◯それでも推し活をしたい
パートナーは推しがいくつもありファンクラブにもいくつも入っているためその維持費だけでも結構な金額です。
でも一概に否定はできません。
日々仕事で疲れた心を推しが癒やしてくれるかもしれません。
そういう効果があれば未病の段階の精神も保たれるのではないかと思います。
私はどうしてもという推しは強いて言うなら子ども、それから柳家喬太郎師匠かなと思っています。
確かに癒やされる。
子どもにかかるお金は子ども自身が楽しんだり、喜んだりしているので嬉しいですし、噺家さんの落語を聞くと腹の底から笑えて明日の活力になります。
だから推したい。
でも自分の生活が壊れるまで推し活をするのも良くはないです。
例えば子どもにお金をかけすぎれば家庭が生活できず子どもを不幸にします。
噺家さんにお金をかけすぎれば家庭の時間がなくなったり、お金がなくなって噺家さんの話を聞けなくなり不幸になります。
限度というものを設定しないと不幸になるばかりです。
私は障害的に抑うつ状態も多いので推し活で高揚感を得ることは稀で平板な感情がやや起伏するだけです。
ただ心も機能しないと死んでしまうのでやっぱり推し活は必要です。
◯娯楽費は必要、だけどある程度の金額を決めて節度ある楽しみを
日本だけではないとは思いますが年中まるでクリスマスのようなきらびやかな日常が、毎日展開される世の中となりました。
インスタグラムを開けば非日常ばかりが並び、自分の日常がつまらなく感じられるかもしれません。
だからこその推し活、とも思えるかもしれません。
ですが、そんなに非日常が必要でしょうか?
私は穏やかな日常の方が好きですし、そうありたいと思っています。
日常があるからこそ非日常はあります。
そんな理由で私は非日常ばかりが並ぶインスタグラムは店舗の営業日を調べるツール、フェイスブックは退会しました。
唯一Xだけが残っていますが、私のタイムラインはきらびやかではないので丁度よいです。
娯楽は日々の疲れを癒やす清涼剤となりますが、過度に摂取しては健康に害悪ですし、時間やお金を消耗してしまいます。
私としては娯楽はたまにでいいですが、パートナーは常に欲しいみたいで毎週末でかけたい人、私は自宅でゆっくりしたいな。
週末くらい家族でゆっくりお菓子を作って食べながらあれこれしたいですもん。
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