自宅のお仕事は日々締切に追われています。
私が大事にすることは締切などの約束を守ること。
当たり前のことですが、これを守ることが非常に難しいです。
子育てしながらだと特に!
加えて私は障害を持っており疲れやすかったり日内変動で体調も乱高下します。
なので時間を多めに設定することにしています。
いくら障害のことをいったとしても、締め切りを守られなければ信用は失いますし、次の仕事へ繋がりません。
以前の私は障害を言い訳に使っていましたが、自宅の仕事をするようになってから障害を言い訳にしなくなりました。
代わりにバッファー(余白)を設けるようになりました。
私の仕事術はなんでもバッファーを設けることを基本としています。
これは主治医から教えていただいたことです。
⚪切られた締切の1.25倍、時間をいただく
今のクライアント様とのお付き合いも長くなり、多少の融通もきかせていただけるようになりました。
案件を受ける際は、おおよそ切られた期日の1.25倍お時間をいただきます。
一人の時は体調が優れない時一度体を休ませて取り組めていましたし、子どもがいる今、子どもが寝てから仕事ができるので、作業時間が限られています。
さらに日中は税理士事務所で仕事をしているので時間的余裕はないです。
おおよその仕事は設けたバッファーのお陰で余裕を持って終わらせられます。
なにかの法則で期日を決めると期日いっぱい時間を使ってしまうという法則がありましたが、私にはその法則は当てはまらないようです。
⚪取り掛かるまでの時間もバッファーを設ける
仕事を始めるに当たり、仕事の準備が必要だったりします。
そういう細々したことを予め全て終わらせて始められるよう、取り掛かるまでの時間にバッファーを設けます。
食事や家事、突然の子どもの泣き対応に時間を使うために時間の余裕は必要です。
以前は私の空白時間を全て作業時間と捉えていました。
そういうスケジュールを組むと何か不測の事態で予定は大きく狂います。
そういうことのないように、取り掛かるまでの時間にバッファーを設けています。
これは何事においてもそうで、例えばバスや電車の発車時刻も10分前くらについているようにし、途中で何かあっても遅刻せず乗れるようにしています。
作業所はもちろん遅刻をしませんでしたし、今の職場も遅刻をしません。
社会人として当然のことができるのもこのバッファーのおかげだと思います。
⚪心のバッファーも用意する
焦っていると良い結果にならないのは、様々な事例を見ても言えると思います。
私は心の余裕を持たせるために、日々のルーティンを大切にします。
このブログを書くことも私の心の平穏に役立っていますし、パートナーとのお茶の時間も心穏やかにいられる要因となります。
また精神科の通院も欠かせないものとなっています。
主治医との話はいつも気づきを与えられます。
教会の礼拝も大切です。
様々な祈りの課題を聞いたり、聖書の解説を聞きながら、では自分はどう生きるかを再度考えさせてくれる時間となります。
税理士事務所の仕事も日々のアクセントとなります。
数字を扱うので緊張しますが、普段では見られない数字のダイレクトな動きや税制のアレコレを知ることは私にとって興味深いことです。
そういった日々のルーティンをこなすことは、こなせたという自信に繋がったり、癒やしとなります。
⚪バッファーを設けるとミスは減る
私の障害の1つに「認知機能の低下からミスを起こす」事が挙げられます。
自分でも驚くほどミスを連発してる時期がありました。
そのミスもバッファーを設けると事自然と減りました。
今ではほとんどミスはなく、もちろん投薬のおかげでもありますが、一般の方とそう変わらない状態となりました。
バッファーを設ける、簡単なように見えて、私には難しいことで余裕のない状態が続いた時期もありました。
その状態に気づかせてくださった主治医には感謝しますし、その処方箋の「バッファーを設ける」は的確な治療法です。
今後もバッファーを設けながら、様々な出来事にあたりたいと思います。
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