夏の暑い時期、3年前の私は暑いのに冷や汗をかいていました。
自宅の仕事で大きなミスをしてしまい、多額の損失を出しそうになっていました。
自己破産をしていたので、自己破産はできない。
生活保護では損失は払えない。
手詰まりでどうしていいかわからず、脂汗をかいていまいした。
そんな中、パートナーとディズニーランドへ行きました。
はじめは暗く沈んでいた心もディズニー・マジックにやられて陽気になりました。
閉園間近で、
「そういえば不安の9割は実際に起こらないと本で読んだな」
と思い出し、なんとかなるだろうと思い返し、気持ちを切り替えました。
そこから仕事は順調になり、今となっては過去の苦い経験、貴重な体験として記憶にあります。
◯幸せは大きな幸せより小さな幸せの積み重ねが大切
ここ3年、大きな変化が連続でありました。
生活保護廃止、就職、結婚、出産、子育て、父のがん(2回)。
主治医からすると
「悲しいことやショックなことはストレスかかるのは当たり前じゃが、嬉しいこともストレスかかるから心配じゃけ!」
らしいです。
心理学のストレス度の調査でも同様の結果があります。
ライフイベントにおいてストレッサーは心を大きく揺さぶられるとその後のストレス反応に繋がります。
私のストレス対策は、小さな幸せを積み重ねることです。
生活保護の頃、お金はありませんでしたが普段節約して、月に1度、ご近所のカレー屋さんへ行きました。
そこのカレーの美味しいこと!
また良いことがあると家を下った先にあるケーキ屋さんで一番安いケーキを買ってお祝いしていました。
パートナーとも何度か利用したお店。
そうして積み重ねる幸せは、大きく心を揺さぶることなく幸せを感じさせるにも十分です。
今はお金もある程度自由になったので、ちょっとした時にケーキを買ったり、外食をしたりします。
◯大きな喜びの背後の不幸を考えてしまう!それを拭い去る
父は大きながんを2回患い現在も治療中です。
普段気丈にしている父も時々涙を見せます。
私も死の気配に心は暗くなりがち。
それでも手術も無事に終え、抗がん剤治療ももうすぐ終わり、あとは経過観察です。
それは喜ばしいのですが、やはり不安です。
そういう時は嬉しいことで打ち消すようにしてます。
毎日のLINEビデオの通話もそうです。
孫の顔を見せることで親孝行できていると思います。
更に写真共有アプリを使って写真を見せたり、毎月その中から写真を送ってもいます。
私は障害があるとはいえ産まれてから今まで散々迷惑をかけました。
お金は以前渡していますがそれでも足りないと思っています。
ですから孫の顔を見せています。
◯たまには大きな喜びも悪くはない
私はとてもディズニーが好きです。
というわけで、今度家族でディズニーランドへ行きます。
これは大きな喜び、子どもは初ディズニーです。
たまにはいいかも。
ディズニーで大きく散財した後は、しばらくは質素にする予定です。
とはいっても私の実家は行くという予定もあるので、出費は続きそうです。
それでもいいのです。
幸せならば。
そのためのお金ですから。
◯日々幸せを感じる生活
朝起きると、子どもの様子を見ながら家のことをしつつ保育園へ行く用意をします。
送った後のわずかにできる時間に、コーヒーを飲みながらボーッとします。
なにか考えるわけでもなくただ時計を眺めます。
その瞬間ちょっと幸せを感じています。
自分のための時間ですから。
夜は夜で、子どもを寝かしつけた後の時間に仕事や読書、勉強をして満足しています。
なによりも事件が起こらない平穏な日々が何よりも幸せだと思います。
私はテレビを見ないですし、ニュースもスマホでちょっとチェックするだけ。
オリンピックも見ませんでした。
私に必要なのは非日常ではなく日常、ハレではなくケ。
推し活もしないのでパートナーから
「なにか熱心なものはないんじゃろか?」
と聞かれることもありますが、そういう時は
「仕事ができて、家のことができて、読書や勉強ができればそれで満足だよ」
と言っています。
生活保護の時、それすらままならなかった私にとって今の生活は想像以上に満足の行く生活です。
波風はあるのでしょうけど、なんとかバランスを取って我が家という船を守りつつ、行きたいです。
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