1/8の夜から寒気があり、夜間発熱、これはもしやと思い発熱外来へ。
病院へ着くと看護師さんが検査キットで採取、いつも思いますが鼻の奥をつく以外のスマートな検査方法を作って欲しいです。
痛みに耐えてしばらく待つと
Siriさん、コロナもインフルも陰性です、よかったですね。でも扁桃腺が腫れているので扁桃腺炎ですね。お薬出しておくので飲んでおいてください。
そっかー、久しぶりに扁桃腺炎です。
もともと扁桃腺は腫れやすいのでこの時期恒例の病気です。
イソジンのうがいもサボっていたのでそれもあったのでしょう。
絶対安静にしてろ!
とピッピさんに怒られたので自宅の仕事もできず、なにか出来ることはないかな~と思って読書をすることにしました。
時間があることはいいことですね。
鬼速PDCAを読む~大きなことは小さなことに分解する~
PDCAとは
- plan(計画)
- do(実行)
- check(修正)
- action(修正後実行)
をするもの。
これを繰り返しすることでプロジェクトなどが洗練されてくるというもので医療分野のSOAPなども似たものです。
これを高速で回してしまおうというもの。
高速で回すためには実行計画を細分化し小さなことにし、それをいくつも高速で回すもの。
物理で言うなら大きな歯車を回すには大きな労力が必要だけど、小さな歯車なら小さな労力でできる。
それをいくつも高速で回すことで大きな歯車を回すというイメージ。
私の日常を振り返えると、案件という大きな仕事を細分化して少しずつ案件をこなす感じです。
物事を大きく捉える、例えば100kgの荷物を一度に運ぼうとすればとてつもなく大変ですが、5kgずつにすれば軽くて済みます。
大きなことを細かくする作業はコツが必要ですが、慣れるとすぐにできますし、これはどんなことにも応用できます。
具体と抽象を読む~具体的であればいいということはない~
企画書に具体的な数字を入れることは大切です。
ですが具体的であるということは非常に限定的で融通の効かないものになります。
逆に抽象的なことは概念的な話で、例えばポメラニアンやシェットランドシープドッグ、チワワを包括して「犬」としてしまえば一言で済みますが、どんな犬がいるかは伝わりません。
日常生活において具体的なもの、例えば「毎月収入の1割を貯金する」は分かりやすく迷いがないですが、抽象的な「毎月貯金する」ではルールとして弱いですし、金額も低いものになる可能性があります。
なので具体的であることは強制力の強い融通の効かないもので、何かを強制したい時に役立ちます。
抽象は役立たないかというとそうでもなく、例えば「ふりかけ買ってきて」というお願いで、買う人は様々な種類を選ぶことができます。
抽象的であるということは考える余地があるということになります。
また、抽象的なことは先の犬の例にも挙げたように物事を包括することができます。
洗い物を拭き上げてしまってほしいとお願いする時、具体的に「ドコドコ製造のどういう器を拭き上げてしまって欲しい」を1つ1つお願いしなくてはならずとんでもない労力になります。
具体的、抽象的はビジネスにおいても重要です。
具体的な数字は大切で行動指針になりますが、指示においては抽象度が高いほど労働者の能力を発揮させることができます。
ちなみに具体的な指示というものは、そこから外れたものを良しとしないので労働者は責められる危険をはらんでいます。
具体と抽象を行き来することで思考の精度は洗練され、よりよいものになるそうです。
私は日頃具体的なことを考えているので抽象的であると非常に困惑します。
抽象を自由と捉えればいいのですが、ある程度責任が伴うので具体的な方がいい場合もあったり。
自分も抽象度の高い思考ができるようになりたいです。
非常識な成功法則~従来通りの方法がうまくいかないのなら方法を変えてみる~
成功法則の本は非常に多く出版され玉石混交の状態です。
私も一時期多くの書籍を読みましたがどの書籍もほとんど同じ内容でした。(それに薄い内容)
非常識な成功法則は、突飛な成功法則かというとそうでもなく従来通りの方法を提示しながら、うまくいかない従来通りの方法をちょっと凡人向けに変えるという手法で紹介されています。
改めて読み返してみると、成功法則は単純で
- 目標を紙に書く(目標の可視化)
- 目標を目の見えるところに置く、持ち歩く(目標を無意識下に刷り込む)
これはどのような書籍にもだいたい書かれています。
行動部分はちょっと違いますが、おおよその成功者の共通点として
- 無尽蔵とも思える行動量
- とんでもない読書量
とにかく量が多いです。
私も本を読みたいのですが日々の仕事に追われて読みきれない状態です。
行動量も少ないです。
ですが、それは常識の範囲の話で、逆に言えば仕事を減らせば読書もできますし、行動もできます。
お金に目がくらみ本来の目標を見失っているように感じます。
仕事セーブしないとな~と感じました。
久しぶりに多く読書をして
本を読むことは頭を冷静に、心に火を灯すことだと思います。
どんな本でもです。
私は時折詩を読みます。
中原中也、石川啄木、正岡子規、谷川俊太郎、茨木のり子など。
詩によって自然の見方、人の見方、物事の見方、切り口が変えて見られるようになります。
本は紙と文字を通して作家と出会い、作家を通して自分と出会う大切なものです。
成功者はもしかすると本を通して多くの人と邂逅し、ひたすら自分と向き合った人なのかもしれません。
私も多くの人と出会い、自分と向き合い、自分の才能を開花させます。
コメント