生活保護を経験し節約する前と後では私の生活は大きく変わりました。
以前はマキシマリスト、浪費家でしたが生活保護を経験してからはシンプルライフ、節約が身につきました。
そうであることが気持ちいいくらいです。(逆に浪費やマキシマリスト的なものを見ると不快になったりも)
生活保護をという制限された生活では少ないお金でやりくりするので必然的に節約することになりますし、維持を考えた時にはシンプルになりますし、所持しなければいいという思想になりミニマムになります。
ですが、無収入で体を壊し生活保護になることは人生において大きなマイナスです。
私は生活保護になったことはプラスの面もありますが、その期間空白になったこと、障害者となりこれから先は障害者というタグを背負って生きていかなければいけない、強制的に自己破産になったので経済制約が大きいとマイナス要素もあります。
そこでオススメしたいのがプチ生活保護をすることです。
私は今もプチ生活保護生活をしています。
特に難しいこともなく制約もありません。
まずは生活扶助60,000円の金額まで使えるお金を制限する
生活保護は
家賃補助(地域によって違います)+生活扶助(情勢、地域によって違います)
ここでは純粋な生活費=生活扶助の金額を考えます。
生活扶助は関東圏では
生活扶助=約60,000円
になります。
ここから食費、光熱水費、交通費、その他料金を支払うことになります。
そこで手持ちのお金が60,000円になるように収入があった時点で60,000円を残してさっさと投資か貯金してしまいます。
私は収入が一定していないので手動でしていますが、ある程度一定に入る人は定期預金や定期引き落としからの積立NISAがオススメです。
つみたてNISAは年間40万をほったからしで積めるので20年で800万+複利でとんでもない金額になります。
家計簿をつけ予算を決める
60,000円も使おうと思えばあっという間に使えてしまいます。
なので予算を決めます。
でもいきなり決めると言ってもよくわからないと思います。
そこで家計簿です。
自分が月に何にいくら使っているのかを知る手がかりになります。
お金の流れがわかれば翌月の予算が立ちます。
ちなみに1年間続けると前年のデータができるので同月の予算が予想できます。
予算はきっちりでなくてもおおよそで大丈夫です。
60,000円をどう使うかを決めるだけなので。
家計簿をつけることで月々の固定費の予想もできますし、固定の支出も予想できます。
なので残りの金額はいくらなのかも把握することができます。
国会で予算編成しますし、会社でも予算内で業務をします。
何事も予算を決めることは重要だと思います。
常に「もったいない精神」を持つ
外出先でのどが渇いたらどうしますか?
コンビニで好きな飲み物を買いますか?
安いお茶や水にしますか?
それとも水筒を持参しておきますか?
プチ生活保護生活をするのならコンビニは鬼門です。
通常価格の1.5倍は価格が高い上、ちょっと寄ったつもりが1,000円くらいの出費に軽くなる魔窟です。
できるだけコンビニを利用しないように工夫が必要です。
私は水筒は常に持参しコンビニへ行かないようにしています。
ちょっと小腹がすいた時、低血糖で倒れそうな時。
最寄りのコンビニや食事できる所で済ませますか?
ここも工夫次第です。
私は見切り品のソイジョイなどを購入して持参したり、おにぎりや自宅で作った蒸しパンなどを持ち歩きます。
小腹さえ満たせばお金を使わずに済みます。
携行品が増えるという指摘もいただきそうですが、そういうトレーニングだと思えばなんということもないですし、ちょっとした食料と水筒ならそれほど重くもないです。
目標はお金をできるだけ使わないこと、ここは守りたいです。
絶対に自炊するという固い誓い
自炊するだけで節約効果は
コンビニや外食の場合:1日2,000円想定、月約60,000円
全部自炊:1日600円想定、18,000円
3.33倍の違いがあります。
これだけでも節約効果の高さはおわかりいただけると思います。
調理器具を揃えるというコストがかかりますが、すぐに元が取れます。
加えてバランスのよい食事を心がけられるようになるため、健康的にもなります。
さらに味も自分好みに出来るので美味しさアップ!
自炊をすると時間を取られるという問題もありますが、慣れればあっと言う間にできるので「するかしないか」の違いだと思います。
最近は外食する機会も多くなりましたが、私一人の時は
自宅へ帰ればご飯がある!
と思って帰るまで我慢します。
それだけで1,000円以上節約になるならやる価値はあります!
早寝早起きは結局節約になる
極端な早寝早起きは別としてある程度の早寝早起きは節約になり、プチ生活保護生活に向いています。
早く寝ることで電気も消しますし、エアコンも切るので電気代の節約になります。
早朝起きるから電気代かかるだろうという意見もあるかもしれませんが、夏は涼しいのでエアコンは使わない、あまり冷たくしなくていいですし、電気もスタンドライトだけにして読書をしたりとそれほど活動をしません。
明るくなれば明かりは消し薄明かりの中家事をします。
朝が早いと時間もゆっくり使えるので時間長者にもなれます。
生活保護の利点、時間持ちになれるのですからプチ生活保護も悪くないです。
今はどんな生活をしているの?
朝は6-7時の間に起きて朝食を食べます。
時間があれば洗濯をしたりモップをかけたり。
8時から大好きなニュースを見て、9時に出かけます。
16時頃に帰ってきたらお弁当を洗いお米を炊きます。
ピッピさんが帰ってくるまで仕事をし、帰ってきたら一緒に夕食を作り、洗濯物を畳んだり、お風呂へ入ったり。
残りの時間は読書をしたりブログを書いたり仕事をしたり。
0時には寝るようにしています。
この間テレビを見るのは朝だけで後は見ません。
その代わり音楽を流したりラジオを聞いたりして手を動かしています。
生活保護の頃に比べればAppleミュージックを使えることは大きな変化ですが十分使い倒しているのでいい出費です。
週末はサブスクの映画を観たり、平日の食材買い出しと調理、通院ついでに街を散策したり。
夫婦で楽しみながら過ごしています。
そんな生活が楽しいかというとすごく楽しいです!
なによりプチ生活保護生活によって貯まっていく貯金額や投資額を見てはニヤニヤするのが最高に楽しいです!
プチ生活保護生活がもたらすモノはお金が使えない不自由さ以上の時間の自由さです。
プチ生活保護生活、オススメですよ!
コメント