ご近所に格安の八百屋さんがあるおかげで野菜を沢山食べられます。
でも限界があるので、いつも期限ギリギリで食べています。
そこでちょっと工夫して漬物を作ることにしました。
野菜を長期保存可能にし単体でも美味しくできる漬物は食卓を彩る名脇役。
そんな我が家の漬物事情からSDGsをどう推し進めるか、生活コスト改善などを考えたいと思います。
漬けることで野菜まるごと食べられる
例えばにんじん。
皮を剥いたり頭の部分を切ったりして使いますが我が家はまるごとぬか床へ漬けます。
にんじんの皮の部分は栄養が集まっていると聞いたことがありますし、美味しいです。
以前は皮はきんぴらにしていましたが最近はぬか漬けです。
ぬか漬けをすることで乳酸発酵させ栄養価を更にあげることができます。
特にぬかにはビタミンB群が豊富に含まれているため、不足している場合は補えます。
食生活改善ですね。
ぬか漬けに限定して言えば
- 素材のほとんどを食べることができる（廃棄率が減る）
- ビタミンB群を摂取できる（健康増進）
いいことがいっぱいです。
私が購入したものは下記のものです。
すでに発酵しているぬか床、水抜きの容器と初心者にはありがたいものです。
ポチップ
長期保存が可能になる
水分の多い野菜ほど早く痛みます。
この時期はきゅうりが代表格。
これをぬか漬けすることで日持ちするようにすることができます。
ぬか漬け以外にも甘酢漬け、味噌漬け、浅漬様々です。
塩分が多いですが、ミネラル補給と思えばいいですし、食べすぎなければいいだけです。
日持ちは2～7日ほど伸びますのでその間に食べ尽くすことができます。
廃棄するゴミが減る
先に上げましたが、皮やしっぽや頭を切り落とすことなくそのままつければ廃棄するゴミが減ります。
これはゴミの腐敗臭を防止や虫防止にもなりますし、環境負荷を考えた時、生ゴミは焼却なので環境負荷が減ります。
小さくSDGsを批准することができます。
そこまで意識が高いわけではないですが、自然や人々の暮らしが持続してほしいので小さなことから協力します。
SDGsを意識することでゴミが減る＝袋代や食費が浮くと思えばわずかですが積み重なれば大きなことです。
料理の手間が減る
食卓になにか一品と思うと作るのも大変ですが、漬物があればそれが満たせます。
塩気のあるものですからご飯のお供にもいいです。
漬け方を変えれば飽きも来ないです。
お年寄りの家だと一汁に漬物のみということもあります。
特にぬか漬けはビタミンB群が取れるので肉の栄養の代用にもなりえますので栄養が偏るということもないようです。
もちろん、数多くの種類の品目を食べることは大切ですが疲れて帰ってきたときは大活躍です。
科学の力が付く
ぬかは嫌気発酵で塩が肝心です。
また他の漬物だと塩の浸透圧で水分を抜くことができます。
こういった科学の視点で見ると漬物は奥深いです。
発酵のメカニズムや浸透圧、栄養学の観点で見る漬物は立派な科学の実験です。
だからロジカルに漬物を作ることもできるので、失敗した時に
Siriあれが足りなかったんじゃないかな？
という視点を持てます。
純粋に節約になる
漬物を買おうとすると数百円します。
それを自分で作れば格安で作ることができます。
例えば100円の違いでも1年間積み上がれば36,500円の差になります。
これだけのお金があれば海外ETFの高配当かVTIを買って投資に回せます。
もちろん手間がかからないという利点はありますが、時間があるなら漬物はしたほうがいいです。
我が家はぐっと節約できるようになりました。
漬物から生活を考える
節約を意識し、シンプルに生活し、ミニマムでいる手っ取り早い方法は買わないことです。
それもゴミが出るものを買わないことです。（ゴミになるものを買うのはもってのほか）
漬物を買うとどういう影響があるかというと
- 自分で作るよりお金がかかる
- パッケージ等のゴミが出る
- 時間を節約できる
- 味付けを考えなくて良い
など出てきます。
利点である時間を節約できるですが、漬物をつける時間はそれほどかかりません。
スマホでSNSや検索をしている時間をちょっと漬物をつける時間に回せばできてしまいます。
味付けを考えなくて良い利点もありますが、逆に言えば自分で作ると味付けを変えることができる楽しみがあります。
ぬか床へ何を入れようか？
それを考えるだけでも楽しみです。
ゴミの問題は大きいです。
ビニールパッケージは確実にゴミになりますし、焼却時の環境負荷は大きいです。
これを減らすことは環境を守ると同時にお財布も守ることにつながります。
そして漬物に限らず最大の節約方法は自炊です。
自分で極力作ることでお金をかけず、料理を楽しめ、時間も有意義に使える。
スマホで何かをぼんやり見ているのならその時間を使って美味しいものを作って食べたほうが幸せではないでしょうか。
私はそう思います。
とはいってもスマホでクックパットなどを見ながら作ったりもしますけどね。
コメント