精神を病んだ人に対して
がんばれ!
などの応援は禁句と言われています。
ただ当事者としては他の人から
がんばれ!
と言われれば気持ちが良いです。
これは「がんばれ」などの応援そのものがいけないのではなくて、タイミングの問題だったりします。
どのような「がんばれ」が適切なのでしょうか?
精神を病んだ人はブレーキが壊れた車みたいなもので自分を止めることが苦手だったりします。
そしてアクセルは0か1しかなく、踏むか踏まないかの二択です。
そんな人に
がんばれ!
といってもこれ以上アクセルを踏めないのでどうしていいのかわからないです。
アクセルを踏んでいないのならば踏めばいいですが、踏んでいる以上には踏めないのです。
そしてブレーキが壊れているので自分が壊れるまで走り続ける、または走り続けて壊れることが怖くてアクセルを踏めない。
そんな悩みで憂鬱になってしまいます。
動き出したいな
と思っている人には応援は効果的ですが、今がんばっている人には不適切なのです。
私もかつてはブレーキを踏みっぱなしで自身が壊れてしまいました。
今は治りましたがそれでも自分の操縦は上手くなくブレーキはあまり効かずアクセルは0か1です。
日々の生活の中で、お仕事や家事、様々にがんばっていることはあります。
がんばれ!
という応援は私を進ませてくれる嬉しい言葉です。
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