もうすぐ6月。
梅の手仕事のシーズン間近です。
瓶の埃を払い、サッと洗いました。
今年は梅シロップを2つと梅酒1つ、本当は梅シロップを3つ漬けたかったのですがピッピさんの反対にあいました。
確かに狭い我が家ですしね。
手仕事の良いところは
季節を感じられる
節約になる
季節を味わえる
などがあります。
初夏は梅、夏は紫蘇、秋は銀杏や胡桃、他にもたけのこやクリ、季節の楽しみは多いです。
生姜の蜂蜜漬けも良きです。
◯手仕事で始まる季節
季節の始まりに手仕事をします。
そろそろ梅をつける時期。
手仕事をすると季節のモノに触れ、その季節を感じられます。
季節を丸ごと味わえるのです。
手触りも重要だったりします。
夏は瑞々しく秋はカラッと乾いています。
手に伝わる感覚も季節を感じさせます。
また気温や湿度も影響します。
「今年は暑くなりそう」
「今年は夏が長かったな」
様々なことを手仕事で知ります。
お祭りやイベントで感じることもできますが、自宅でできる手仕事はお金もわずかで楽しめます。
◯手仕事は節約になる
梅シロップを買うと結構な金額になります。
クリもくるみも銀杏も、たけのこもワラビも自分で手仕事することで費用を抑えられます。
手間も思ったよりもかかりません。
アク抜きもヘタ取りも殻割りも慣れればそれほど苦もなくできます。
何よりわずかな金額で美味しいものが作れるのはいいこと。
梅シロップや梅酒はゆっくり育っていく過程も楽しめます。
我が家には2年ものの梅酒が眠っています。
私が結婚する前は近くの山で山栗や銀杏が取れたので毎年取っていました。
山へ入ることで肺の中が換気されるようで気分もよく、ほどよく汗もかいていい運動です。
取ってきた栗や銀杏は殻を割りご飯や焼き物に。
季節を味わうことでさらに体の中が癒やされます。
◯手仕事に癒やされる
私は山間部に育ち子供の頃は野山を駆け回っていました。
都心部へ引っ越した時、寂しさを感じましたがそれでも山へ入ると感覚が子供の頃へ戻ります。
今思えば治療の一環だったのかもしれません。
回復してきた今でも、たまに川べりを歩いたり、公園を散策したりして自然に触れています。
沿岸部ということもあり、公園や運河が多く、自然に触れ合う機会も多いです。
海鳥や川べりの鳥の声とともに起き、夕闇迫る時間には子どもたちの声で帰路につきます。
手仕事をしていると、自然の音や声に敏感になります。
障害的に聴覚過敏がありますが、自然の音は心地よいです。
◯今年の手仕事初め
もうすぐ梅の手仕事のシーズン。
今年は梅シロップを2つ、梅酒を1つ作る予定です。
梅酒は今年はウイスキーで作ろうかと思っています。
ホワイトリカーもいいのですが、ウイスキーのスモーキーな香りの梅酒もいいかも。
昨年の失敗は濁らせてしまったことと発酵させてしまったこと。
今年は念入りに消毒と保管環境を気をつけます。
今年は新居へ引っ越して初めての梅の手仕事。
瓶は用意して、氷砂糖も買って、あとは梅を買うのみ。
今年の梅の出来具合や、ご近所の八百屋さんはどんな梅を仕入れてくれるか楽しみです。
コメント