最近、物をよく処分します。
簿記の講座の資料、ジム入会の案内、通知物、昔のプリントなどから始まり、遊ばなくなったゲームソフト、読まなくなった本、服や靴などを処分しました。
あまり買わなくなったといはいえ、いつの間にか所持品は増えました。もともと持っている物も合わせれば結構な量です。
物が多いと
「かたつけなきゃ」
「元へ戻さなきゃ」
と考えます。つまり思考のリソースを物に取られてしまうのです。
私は思考をするスペースが狭いようで、多くのことに気を取られると、本来考えなくてはいけないことを考えられなくなります。
なので定期的の断捨離は必要です。
ここで物を持つことのストレスと、幸せについて考えてみたいと思います。
以前の私はマキシマリストで物があることが幸せと考えていましたが、幸せにはなれませんでした。
◯物があるとストレスになる
例えば食器。料理を彩る器は用途によっていくつもあっても良いと考えがちです。
しかし、多く食器を所有するということは、その分収納を必要とします。それは自分の生活スペースを犯すことになるかもしれません。
果たしてそれは豊かな食生活と言えるでしょうか?
我が家の場合は使い勝手の良い白磁の器を多用し、夫婦の分と、子どもの分だけで賄っています。
狭い収納ですが収まっているので、私は満足しています。
特に賃貸はとても狭いので収納スペースを確保すると、その分生活空間を圧迫することになり、余計な収納を買うことにもなりかねません。
◯物を買う行動はお金と時間を消費する
買い物をする時、散々迷って購入しますよね。
その時に使う時間、そしてお金、結構は消費ではないでしょうか。
振り返ってみていただきたいです。
私は物を買う時、散々性能などを調べた挙げ句、値段を比較し、ポイントを考え、ようやく購入します。購入した頃にはへとへとです。
なのでどうしても必要な物以外は買わないようにすることをおすすめします。
私はあまり買い物をしなくなりました。
また買い物をする時は、あらかじめ買うものと場所を決めておきます。
服ならばユニクロか無印良品、色はベーシックな色、形はオーソドックスなもの、これでほとんど迷いません。
この間のユニクロのセールでスキニージーンズを買いました。予めスキニージーンズを買うことを決めていましたし、色も決めていたので買い物はあっという間でした。
迷っている時間が惜しいです。
◯物は脳の活動を阻害する
考え事があると、気を取られてうまく考えられないことはよくあると思います。
それが物で想起されることです。
例えば脱ぎ捨てられたシャツ。
床に脱ぎ捨てられたシャツを見た時、
「洗濯しなきゃ」
「ボタンのほつれを直さなきゃ」
「そろそろ色褪せてきたから買い直そう」
「ちょっとキツくなってきたんだよね」
など、色々想起されます。
そうして物がノイズとなり思考の邪魔をし始めます。
物事を考えられないって、不自由ですし、私なら不幸だと思います。正常な判断ができないからです。
ネットショッピングをしたら何も考えずポチポチしてしまいそう。
脳に誤作動を起こさせないためにも、物が少ないほうが良いです。
◯多すぎる物で幸せを作ることはできない
荷物多すぎる部屋で過ごすコーヒー、きっとどこかソワソワして味がわからないと思います。
人は雑念やノイズに弱いので、目の前のことに集中したくても何か視界に入るだけで容易に心を乱されます。
私はできるだけ物を少なくしています。
朝目覚めた時、視界に入る物が少ないだけ気持ちの良い目覚めですし、朝食後のお茶やコーヒーも何も邪魔されず美味しく味わえます。
きっと多すぎる物で幸せは形つくられません。
幸せは余裕のある時間とそれを感じる自分の状態があればいいはず。
そこに余計な物は必要ないはずです。
最近の物の処分で、今まで見えなかった自分の思考もクリアになってきました。
そろそろ年末が近くなってきました。
大掃除を前にまずは物の整理と処分をします。
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