8月の終わりに急に発熱し寝込んでしまいました。
パートナーは朝から晩までの勤務で子どもの保育園の送り迎えや家事が手詰まりになりそうになり、パートナーのお義母様に来てもらうことになりました。
私は40度近い熱で朦朧としていたので殆ど寝ていましたが、家のことや子どものことをお義母様がこなしてくれました。
寝ながら支援してくれる人がいることのありがたさを実感しました。
お義母様とははじめはうまくいかなかった
お義母様ははじめのうちは私とパートナーとの結婚に反対でした。
障害を持っていること、病気がいずれ認知症につながるかもしれないこと(調べればそうではないことはわかりますが、精神疾患という色メガネを介すとそう思うようです)、その当時は職業訓練校へ通い就労していなかったことなど色々とあるようです。
生活保護を直前まで受給していたことも関連しているかもしれません。
私は義理の父母との会食の際に、得意のパワーポイントで作ったスライドで、障害や精神疾患についてプレゼンをしました。
そのかいあってかようやく理解されはじめ、今では共同して料理をするほどになりました。
人間知らないものがあると、不必要に警戒したり、恐れたりするもの。
そこを優しく教えてあげれば強さはなくなると思います。
日々のビデオ通話が交流の潤滑油に
子どもが産まれてから、ほぼ毎日両方の父母にビデオ通話をしています。
私の実家とは一時絶縁になったこともあり、少しギクシャクしますが孫が可愛いせいか飽きずに通話しています。
パートナーの両親もビデオ通話で日常を報告しあい、関係性は良好です。
私は話すことは苦手ですが話を聞くことは得意なので、子育てのノウハウや成長の喜びなどを聞いています。
おじいちゃんおばあちゃんは孫の顔を見たいので、孫さえ写っていればそれでいいのです。
どちらの両親とも孫を介してコミュニケーションが良好に取れているので、きっと今後も大丈夫なはず。
訪問看護さんは日々の体調管理の支え
私は週に1度、訪問看護さんの訪問を受けてバイタル測定、精神状態、服薬状況などをしています。
認知症でもないので服薬に関しては問題ありません。
訪問看護さんが取得した情報は精神科の主治医へ全て行くので、家での様子を元に主治医も投薬を考えてくださいます。
また訪問看護山から見た私も知ることができ、私が第三者視点で俯瞰して自分を知る手がかりとなるので良い機会です。
最近は状態も落ち着いていたので雑談が多かったですが、先日体調を崩したときは飲水状況を察知してくださり、普段より多めに水を飲むことで回復につなげることができました。
今の訪問看護さんと知り合ってかれこれ3年経とうとしています。
訪問看護さんもお孫さんが産まれたり、お子さんが大学受験だったりと大変な状況のお話を聞いたり、私のうちの子どもと遊んだり、交流は続いています。
フルタイムの仕事になると訪問看護の利用も難しくなりますが、今のところは利用したいです。
病気は支援してくれる人とのつながりを確認する手がかり
熱を出し寝込んでいる時に多くの人に支えられました。
パートナー、子ども、訪問看護さん、お義母様、職場の方、保育園の先生、パートナーの妹さん、気にかけていただき助けられました。
1週間寝た状態でも家が回っていたのはお義母様のおかげですし、仕事の穴をフォローしていただいたのは職場の方、うなされているとパートナーや子どもが面倒を見てくれました。
こうしてみると、私は普段一人で切り盛りしている気分でしたが多くの方に支えられてたんだなと実感します。
病気になった時、本人の社会資源がどれだけあるのか試されているのかもしれません。
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