服の必要量はどのくらいでしょうか?
四季に合わせたものが多数あれば、衣装部屋が必要になるほどの量が必要です。
夏は汗をかくから着替えに多く欲しい、冬は重ね着するから多く欲しい、春秋はちょっとした寒暖の差をカバーできる服が欲しい。
あげればキリがないです。
さらに
「毎日同じ服を着てると思われたくない」
「オシャレを楽しむには服は沢山必要!」
そんな声も聞こえそうです。
今回は服の所持量について考えてみたいです。
適度な量の服は選択、メンテナンス、費用などから自由になれます。
◯四季に合わせた服が必要という神話
極端なシーズン、極寒、酷暑は別として服装というものには大きな差はないはずです。
暖かい季節はTシャツか半袖シャツにジーンズかチノパン(最近はワイドが主流ですが私はスキニーを愛用しています)、少し冷えるなら上にジャケットを羽織り首に巻き物。
これでも十分なはずです。
私の場合は通年同じ服装なので、基本アイテムは、
- 下:ジーンズx3
- シャツ、色違いx3
- Tシャツx3
- ジャケットx1
- 薄手のステンカラーコートx1
- レインジャケットx1
- 首の巻き物x2
普段着はこれだけです。
酷暑はハーフパンツを履き、極寒は下にタイツを履きます。
以前は四季折々の服を用意していましたが、例えば夏はTシャツを着て、少し寒くなったらジャケットを羽織れば良いと気が付いて、グッと所持品が少なくなりました。
◯服を選ぶことから開放されることの自由
服選びにどれだけ時間をかけても人の評価というもの大きく変わりません。小綺麗であれば清潔感があるという評価になり、小汚ければそういう評価になる程度です。
私は他者からの視点を考えなくなってから服を集めなくなりましたし、服選びもシンプルになりました。小綺麗であればいいやと思うようになりました。
服選びに時間をかけたとして、その時間を別のことに使えば有意義だと思います。私なら子どものおもちゃ整理やキッチン周りの事ができると考えます。
服を選ぶ時間も減れば出発までの時間も減るので待ち合わせの遅刻も減ると思います。
◯服を収納しておくスペースを減らすことで余白が生まれる
服が少ないとワードローブに余裕ができ、収納に余白が生まれます。余白があると服を取り出す時にラクですし、普段使わないものなどを入れておくこともできます。
持ち家や賃貸も、服を置くスペースにお金を使うことは非常にもったいないと思います。
我が家の場合、子供用品が増えたので、自分たちの所有物を減らして子どものものを収納しています。服とは離れますが、思い出の品も写真に収めて処分したりしています。
◯過度に服にお金をかけても幸せは得られない
私は若い頃、ブランドの服を購入したりしていました。それで気分良くなりましたが、すぐに別の服が欲しくなり買い漁っていました。その頃幸せだったかと言うと、幸せではなかったです。
服で得られる幸せは瞬間的なもので、それも例えばキレイにラッピングされた品物のラッピングにお金をかけているだけで、中身は成長しません。
むしろミニマリストに目覚めて所持品を処分し、勉強をしたり読書をしたり、英会話学校へ行ったり、学習塾へ入り直した時のほうが幸せでした。
もちろん最低限の服装は必要です。ですが、今はファストファッションでも十分な品質とデザインで、実用に耐えるものなのでお金を掛ける必要もないです。
服の量も少なくていいです。人間の体は1つなので1度に着られる服は1着、そんなに多くなくてよいはずです。
◯服は自己表現であるけど、自分はそんなに華美でなくていい
ファッショニスタでもない限り、服は自己表現の1つではありますが、華美である必要もないと思います。
自分というのは服だけで表現されるものではないからです。教養であったり、所作であったり、その人自身も自己の表現の1つです。
私は服にお金をかけるよりも、自分にお金をかけたいので、生け花を習ったり、筋トレや自転車をしたり、読書や資格学習をします。
結果、人と話した時に服が話題に出ることはないですが、引き出しの多さから会話に困ることはないです。
暦の上では立春を過ぎ、寒さが抜ければ春となります。冬服とは別れますが、何をしましょう?
新しい年度、勉強もよいかもしれません。例えばNHKの基礎英語を始めてみるのも良いでしょう。習い事も良いです。
自分に身についたことは一生の宝となりますから、私としてはそちらにお金をかけたほうが良いかなと思います。
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