生活保護で身に付けたことは多くあります。
ミニマムな生活、節約、そしてシンプルライフです。
どれも大事ですが今回はシンプルライフ。
例えば料理。
調理器具を増やせば多彩な料理ができるかもしれませんが、1つで何役もできるもので済ませるようにしています。
蒸し器は鍋にお皿を逆さに淹れざるを載せて蒸します。
トースターは持たず、レンジの魚焼きグリルで焼き、魚はフライパンで焼きます。
包丁でできることはだいたいしてしまいます。
これも図書館で読んだ「より少ない生き方」などのシンプルライフの呼んだ影響。
この本は電子でも買うほど好きです。
シンプルであることは不便を楽しむことだと思います。
不便であることは不自由とも貧乏とも違います。
今あるものでできることを創作する喜びを得る趣味みたいなものです。
今回は私が身に付けたシンプルライフについて考えたいと思います。
◯基本料理は何かで代用できる
例えば茶こし。
これ1つで粉を振ったり、茶葉を濾したり、プリンの空気抜きにも使えます。
何かで代用できるものはあります。
我が家は落し蓋も使いません。
アルミホイルを使います。
そのアルミホイルも鍋磨きに使えるのでストックしておきます。
調理器具もあまり持たないようにしています。
片手鍋1つ、いただきものの両手鍋1つ、寸胴鍋1つ、いただきもののル・クルーゼの両手と片手、フライパン大小。
いただきもので少し物が増えていますが、これ以上は増やさないようにしています。
小物も引き出しに入り切る分にし処分しました。
収納の棚を持たず全て備え付けの収納に収めています。
それ以上は持たない、必要ないのスタンスです。
◯服は最低限度、季節に合わせて3日着回せる分量で
服もシンプルにしています。不自由なことではなく、過程を楽しむこと。
手持ちのアイテムは柄物にせず、シンプルで使いやすいものにしています。
ユニクロや無印でも十分ですが気に入ったデザインがあれば思い切って買います。
とはいってもユナイテッドアローズを買うくらいですが。
基本は3日間で着回せる量、それの組み合わせで1周間を過ごせるように考えます。
私は女性誌でよく出てくる「1週間このアイテムで過ごす」という着こなしを見るのが大好きです。
美容室へ行ったときはここぞとばかりに読みます。
そこに出てくる服は奇をてらわない服。
デザインも色もシンプルで使いやすそうです。
本来服は記号であって所属を表したりするもの、イギリスのタータンチェックなどが最たるものですね。
私は服を必要以上に持たない、クローゼットに数着大物をかけ、後は衣装ケース3つに収まるようにしています。
多く持ったとしても体は一つです。
靴も外履き2足、内履き1足、自転車用ビンディングシューズ1足、サンダル、フォーマルの革靴これだけです。
必要最小限で暮らせるならそれに越したことはないです。
◯シンプルにした先に快適さがある
シンプルな生活は不自由そう、モノが足りなさそうに見えますが、実は豊かです。
何が豊かかと言うと、時間とお金です。
シンプルにするとモノにかかる時間は少なくなり、モノが少ないとそれだけ購入するものが少なくお金が浮きます。
そしてシンプルな空間は快適です。
視界に入るモノが少ないだけで人は快適に過ごせます。
音の反響もあり、生活音がよく鳴り響きます。
私は今の生活を気に入っています。
お金も徐々に貯まり始め、通帳を見るのも楽しみです。
そしてシンプルな空間は思考もシンプルにします。
病気に私には必要なことです。
そう思うと、今も療養生活の続きかもしれませんが、以前の療養生活に比べれば天地ほどの差があります。
優しい空間で癒やされながら回復をしていきたいと思います。
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