母性はいつかは目覚めるもの、野生の島のロズを観て

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2/7に公開となった映画野生の島のロズを観てきました。他の映画の予告でずっと気なっていたので公開翌日に夫婦で。

映画は期待通りの映画で、テーマもいい、美しい手書きのアニメーション、音楽、どれをとっても今まで観た中で群を抜いていました。涙が流れるシーンも多いので恥ずかしかったです。

「これは布教せねば!」

という思いに駆られて映画レビューをしたいと思います。

目次

◯自然は多くは語らない

映画の前半、ロズが島へ流れ着いてからセリフらしいセリフがないです。無人島なので当然ですが、自然は語りません、そこに何かを見出す人間が言葉を連ねるだけです。

島の手つかずの美しい自然(本当に美しい、特に蝶が舞うシーン)が残る島なので、人の会話というものがないのですよね。ロズは動物の言葉を学習で得るのでそこからはセリフが多くなりますが、それでも普段慣れているハリウッド映画やボリウッド映画などに比べるとセリフの量は控えめです。

セリフが少ないということは視覚の情報が増えるので、自然の映像に目が行きます。

本来自然は語りません。動物たちのセリフも多くはないです。振り返ってみて人間はどうかなと言うと、言葉が多いように思います。理解されるために、誤解を生まないために言葉を尽くされることは多いと思います。でも優しさや思いやりがあれば少ない言葉でも良いのかもしれません。

映画の中では優しさがセリフ以上に物語る場面が多いです。優しさこそが生き残るためには必要なのではないでしょうか?インタビューで監督のクリス・サンダースさんが「サバイバルするためにはロズのような優しさが必要」と仰っていたことが印象的です。

◯母親は子どものためなら何でもする

原作ではロズのことは彼女と言っているのでロズは女性だと思います。そのロズが最初は人間に便利に使われるロボットとして仕事を探し、ガンの子どもを育て上げるという仕事を見つけます。

子育ても仕事と捉えるなら確かにそうかも知れません。しかしロズはその子育てという仕事を通しガンの子どもキラリに対し母性を抱きます。私も子どもが産まれた時より、子育てをしている時のほうが母性や父性を感じます。

そして映画ではガンの旅立ちの季節に合わせて飛ぶ訓練をしますが、ロズはできうる限りのことをします。お受験や中学受験は果たして必要かどうかは分かりませんが、子どもが自立できる一歩となるならば母親は何でもできる、確かにそう思います。私も子どものためなら、自分がどんなに辛くても子どものことができます。

ロボットであるロズが鳥であるキラリに飛ぶことを教えることは、かなり難しいです。でも周囲の力を借りたりして、教えることはできる。子どもの学習塾や習い事などが連想されます。親だからできることは意外と多いはずです。

何が正解はないですが、どんな親も子どもの明るい未来、自立を願ってやみません。私も同じ気持ちです。

◯プログラムを超えた愛

ロズは本来のプログラムからは大きく逸脱した行動が多いです。ロボット三原則に大きく従っていません。ロズが目覚めたのはプログラムを超えた愛ということが示されます。

プログラムは動物にもあります。生存のためのプログラムなどがそうです。ですがそれを無視して理解不能なことをしてしまうこともあるのが動物、人間もそうです。

強すぎる愛が重くて子どもが押しつぶされることはよく聞く話です。誰しも愛しているはずなのに。

島に生きる動物たちもそれぞれのプログラムに従い生きていますが、ロズが関係を一転させ不合理なプログラム外のことをします。

生きていると不合理な行動を取ってしまうことがあります。しかしそれは愛が原因なこともあるかもしれません。方向を修正してあげればいいだけかもしれませんね。

◯人間は自然の一部

養老孟司さんが人間は自然だと仰っていました。確かに自然から発生した人間ですから自然の一部と言っても過言ではないです。

私は東京に住んでいますが極端に自然が少ないです。街路樹がある程度。地元は自然がまだ多かったですし、その前に住んでいた神奈川県もまあまあ自然がありました。

自然を切り離して暮らしていると、感情が摩耗していくようで私としては辛いところです。仕事が東京にありますし、子どもの保育園もあります。自然に触れ合う機会を作りたいです。

昨年からベランダで野菜を育てています。スクスク育つ野菜を見ていると嬉しいものです。少しでもそういった自然と触れ合う機会を作りたいです。

◯野生の島のロズは親子で見てほしい作品

野生の島のロズはテーマとして親子が話しやすい作品となっています。ロズの変化を話し合ったり、キラリの成長を話したり、親子こそ話せる作品と思います。

我が家まだ言葉も話せない年齢なので映画を観せて意見を言い合うことはできませんが、大きくなったら一緒に観たいです。今は夫婦で映画の内容を話し合っています。

子どもが大きくなるまで時間はわずかだけど、精一杯育てたいです。

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