ミニマリストになる前の私は、病院でいただく発達障害の特徴のパンフレットに当てはまりまくって、酷い物でした。
汚部屋というよりもはやゴミ箱倉庫の部屋、物をなくす、遅刻する諸々、自分の性格だと諦めていた節もあります。
障害がわかってからは放置していました。
ある時ミニマリストの方の本(確か「フランス人は10着しか服を持たない」だったような)を読んで一念発起して大整理しました。
ミニマリストになって身についたのは【合理的】【シンプル】です、シンプルライフにも通じますね。
服はもちろんインテリアから小物まで整理しました。
その時の目標はTEDに登壇したミニマリストのようにダンボール1箱にすること。
そうはなりませんでしたが、持ち物の量はグッと減りました。
それに伴って汚部屋脱出に成功し、遅刻もなくなり、物も失くさなくなりました。
再現性があるかどうかはわかりませんが、私は発達障害の方ほどミニマリストになった方がいいように思います。
物が少なければ汚部屋にもなりにくく、無くし物も出にくいです。
また部屋が整っていると自然と朝出かける前に時間を取られず出発でき遅刻もないです。
今回は発達障害の方ほどミニマリストになった方がいい理由を述べていきたいです。
健常者の方ももちろんオススメします。
所持品を減らす記事は過去のものを参照にしていただければと思います。
◯所持品が少なければ部屋は荒れようがない
私の部屋が荒れていたのは所持品、そして買い物の回数が多かったことです。
例えば容積1,000ℓの部屋に800ℓ品物やゴミがあれば、生活できる空間は200ℓしかないです。
逆に容積1,000ℓの部屋に200ℓの品物ならば生活できる空間は800ℓです。
さらに管理ということを考えると少ない物品ですと楽です。
800のアイテムを管理より200のアイテムを管理する方が圧倒的に楽ですから。
◯携行品が少ないほど移動も荷物の出し入れも楽に
大整理したのは携行品もです。
なんでも持っていないと不安な私のバッグは重量過多。
大きなバッグでよろよろ動いていました。
ひどい頭痛持ちで頭痛外来に通っていたのですがその時の先生から
「そんな重い荷物肩に刺激が入って余計に頭痛が起きる」
と言われて先生オススメの登山リュックを買いました。
中身も整頓。
バッグの中を小物入れで仕切るように入れ直し、必要のないものは出しました。
リュックは登山用ということもあり軽くて肩のクッション、背中のクッションも柔らかい。
携行品が少ないと頭痛はもちろん、物の出し入れがスマートになりました。
お会計でもあたふたしない。
必要なものはすぐ取り出せる。
良いことづくめでした。
さらに、なくしものも減りました。
バックの中はクリアなのでなくしようがないです。
◯モノが少なければ、モノに関わる時間も減る
モノが少なくなってくると、モノに関わる時間は減ります。
それはメンテナンスだったり、整理整頓だったり、思考だったり。
以前の汚部屋の時、私の頭の中はごちゃごちゃでした。
それが部屋がかたついてモノが少なくなってから、思考がクリアになりました。
私は考えが湧いてくる障害がありますが、以前はそれが酷く思考できないほどでした。
それが部屋を整理しただけで、モノを少なくしただけで改善しました。
モノが少なければ時間の余裕もできます。
できた余裕はゆったりとくつろぐ時間に充てられます。
◯ミニマリストになると障害は緩和された
ミニマリストになると障害は緩和されました。
生活も、人間関係も、思考も整い、ゆったりした時間の中で過ごすことができるようになりました。
そして障害起因のことも起きにくくなりました。
私はもともと気性は荒い性格でしたが、それも収まりました。
不思議と穏やかな気持ちでいることも多いです。
精神、発達障害と診断名を聞いた時は
「この世の終わりだ」
とも思えましたが、今ではそう思わず
「明日はなにかいい事あるかな?」
と未来を楽しみにしています。
私の経験ではありますが、発達障害の方ほどミニマリストになったほうが良いと思います。
健康な人もそうですが、身の回りが整っていると気持ちも穏やかになりますし、モノの束縛もないです。
またモノが少ないと置き場所も決まってくるのでなくしものも少なくなります。
これはローランド様も仰ってるようにモノの置き場を決めてやれば、たとえ停電でも場所がわかって困りませんし、出発前にアタフタせずに済みます。
逆にモノに囲まれていたほうが落ち着く方もいらっしゃいますので万人受けする考え方とは思いませんが、私個人としてオススメする暮らし方です。
ミニマリストの暮らしが気になる方は気になる方は図書館などで書籍をチェックしたり、You Tubeで動画を観ると良いかもしれませんね。
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