先日、通院の帰りが遅くなり子どもも寝ていたので外食をして夕食を済ませようという話になりました。
久しぶりに回転寿司にしようとなり、駅の安いチェーン店の回転寿司屋へ。
存分に楽しんだ後会計をしようとレジへ行くとなんと8,000円オーバーの金額。
「うわ!たかっ!」
と感じました。
この感覚は非常に重要だなと思います。
私は節約をする上で、知識、スキルも重要ですが感性も大切。
お金に対するアンテナが敏感でないと金額の判断ができないためです。
それは投資を行う上でも役立ちます。
少しでも手数料の安い商品を探したり利回りのいい商品を探したり。
とはいってもインデックスでS&P500か全世界、全米が安全なんですけど。
数字に強くなること、そしてその数字の高低を敏感に察知すること、これらを身につけるには節約は最適。
日々の家計簿で数字に強くなり、1つの商品の値段を通して世の中のサービスの金額を知ることができます。
今回は節約をすることでお金関する知識やスキルはもちろん、感性も育てることができることを考えたいと思います。
節約は普遍的な生きる術なのです。
◯家計簿をつけることで品物やサービスの金額の妥当性がわかる
節約の大きな味方、家計簿。
家計簿をつけると感じるのは、
商品の値段が店舗によってかなり違う。
サービスの質と価格が見合っているか。
今回の外食と取り上げると、1回の外食で2人8,000円は超絶高いことがわかります。
今まで2人で2,000~3,000円位で済ませていたので。
お寿司は好きですが、8,000円も払うだけの経済的余裕が我が家にはあるかというと無いです!
というわけで余程のことがない限り外食で回転寿司は禁です!
ちなみに我が家の外食時の贅沢はお気に入りのカレー屋さんで1人1,380円のセットに100円プラスでチャイを頼むこと。
子どもにも味あわせたいですね~。
それとは別で商品の値段にも敏感になります。
値段ばかりではなく品質にもうるさくなります。
例えば換気扇フィルターは100均が安いですが薄くてペラペラでサイズも若干小さめ、さらに貼り付けるためにマジックテープを使うため隙間ができるのでホコリを吸いがち。
ドラッグストアのシートに糊がついて厚手で大きめの換気扇フィルターが若干高めですが使い勝手は良いです。
特に食料品はかなり差が出ます。
我が家の買い出しは私が担当、各店舗の底値を把握しているので「この商品はここ、この商品はここ」と決めています。
わずかな差ですが、数千の差になり年間で万単位の差になると思えば節約を意識した買い物をしたいですね。
◯家計簿をつけると投資における数字に強くなるので、良い投資商品に巡り会える
家計簿をつけると数字を扱うので、日常の算数にも強くなります。
投資において数字は日常的に出てきます。
その数字を読み解けるようになると面白みも増し、投資自体も効率が良くなります。
成績の良い商品を探したり、手数料の安い商品を探したり。
もちろん、ある程度正解は出ていますが、自分なりに数字を読み解くと納得できる資産運用になります。
窓口のきれいなお姉さんの人件費ときれいな建物の維持費にお金を払わないネット証券で自分で資産配分を考えなくてはいけません。
(とはいっても大手窓口のある証券会社などでも同じですが)
とはいえ選択肢が豊富ではなく「インデックス」「S&P500」「全米株」「全世界株」でほぼ決まり。
私とピッピさんはインデックスのS&P500と全米株を半分づつで積立NISAで投資しています。
新NISA並行後も配分変えずに金額増やして続けられれば良いかな。
iDeCoはS&P500一本しか選択肢がなかったので全額投資です。
◯節約の基本は家計簿で、家計を見通すチャンス
我が家は週末、子供が寝ている間に家計簿をつけて反省会をします。
多い支出があれば意図的に引き締めようとします。
食費が多いと思えば内訳を計算して原因を探ります。
私としてはお菓子は買いたくないですが、ピッピさんはストレスのためかお菓子買いたい派。
安い業務スーパーで済ませていますが、それでも結構な出費、やめたいんですけどね。
家計簿から見えるものは支出の大きさと、意外な出費を洗い出すこと。
「こんなものに出費していたのか!」
と驚き即座にやめたサービスや買い物もあります。
例えばApple one。
icloudのストレージのサービスが付いていましたが、それぞれで個別のストレージを契約したほうが安く済むのと音楽だけのサービスしか利用していなかったので、変更。
以前はサブスクのコーヒー豆配送もしていましたが、精神科受診の際に買うコーヒー豆のほうが安く美味しいのでそれにしました。
光熱水費もモニタリングしていますが、あまり節約はしていません。
なぜなら生活の質を落としてまでも我慢はよくない、特にライフラインは!
と思うからです。
夏ですから冷房をガンガン入れていますが節約は考えていません。
赤ちゃんがいるのでなおさらです。
◯数字に強くなると節約も投資もはかどる
家計簿をつけると家計が見渡せ、状況も把握しやすくなります。
数字に強いということは、買い物でも役立ちます。
お肉を買う時100gあたりの単価を計算したり、洗剤の容量でどれがコスパが良いのかを調べたりできます。
二次関数や2次方程式など必要なく簡単な数式さえ分かればそれほど難しくはないです。
また数字から見える家計の状態は、ちょっとした国家の予算会議にのようで楽しいです。
明日は日曜日、ピッピさんと家計簿をつけながら美味しいコーヒーを飲みながらあれこれ相談したいです。
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