ふと見た広告の
障害者就労フェア
から始まり、就活をしています。
運良くというか偶然というかベンチャー企業から内定をいただき、返答を保留しています。
思い返してみれば、障害者雇用は少ない求人に対して「選ばれるための戦略」を練っていました。
今回の求人はポートフォリオのおかげか「私が選ぶための戦略」と方向性が違いました。
「私が選ばれるための戦略」から「私が選ぶための戦略」へ変えたことで、就活はずいぶん楽になりました。
今回は就活をする上で、意識的に変えたことなどを記します。
障害者だからといってへりくだらなくていい
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選んでいただけるのだから
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働かせていただけるのだから
私は以前はそう考えていました。
ですが今では
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選ばせてあげてる
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労働力を提供する
と意識を変えました。
これは個人事業主として働いたことで意識が変わりました。
高飛車というわけではないですが、営業スキルが上がったことと労働者意識が確立したためと思います。
今回は就活で大切にしていることを書こうと思います。
自分を売る機会と思えば等価で積極アピールしたいですね。
自己卑下に陥らない
就活は自己分析をし自分を商材として売りに出す機会です。
その機会に
私の長所はないです
では採用につながらないです。
積極的に長所をアピールします。
別に盛る必要はないです。
実際にできることを提示すればいいだけのこと。
それもない!
そんな方は簿記やMOSの取得をお勧めします。
簡単に取れて印象もいいです。
今まで辿ってきた道で身につけたスキルは必ず役立ちます。
私は動画編集をメインのスキルとしているのでポートフォリオが重要となります。
今回の就活でもポートフォリオのおかげで数社からお声がかかりました。
出来ないと思っても出来ている事実があればそれをアピールして良いはず。
自己分析は大切
できることをできないと言ってはもったいないですし、できないことをできるといっては大変なことになります。
自分には何が出来て何が出来ないのか、何が得意で何が不得意なのか、そして障害では仕事をする上で何が障害となるか、ここを明らかにしないといけないです。
私のメインのスキルを考えた時動画編集と言っても、編集はできるけどデザインは苦手、ビジネス寄りよりはエンタメ寄り、頭痛が出た時は服薬する、これらが大切なこととなります。
昔はやったストレングスファインダーでもいいですし、就活ツールでもいいので自分の特性を知ることは重要だと思います。
さらに、保守的な職場が良いのか、自由な職場か良いのか、通勤はどの程度許容できるか、など事細かに自分を分析して、じぶんにぴったりの職場を見つけたいです。
障害の自己対策を明瞭にしておく
障害者にとって配慮は重要だと思いますが、企業にとっては配慮前提では就労環境は出来ていないため自分で対処できる人が求められるそうです。
私も以前は配慮を求めていましたが、それでは一向に就職へ繋がりません。
自己対策を明確にし履歴書へ記載しました。
さらに障害が発生した時の周りの対処も明確にしました。
企業には障害者へ配慮するリソースはもともとないものと想定し、自分で対処できたほうが、企業としても採用しやすいはずです。
私が企業側として、配慮を求める障害者より、配慮も時には必要だけど自分で対処しますという人の方を採用します。
就活において自分という商品を第三者視点、採用側視点で測りどうしたら採用されるかを考えることも時には必要です。
選ばれるより、選ぶ
選ばれようとすると気持ちも態度も固くなります。
目的が選ばれることに傾くので仕事自体に熱が入らなくなるかもしれません。
私は途中から自ら選ぶようにしました。
自分のスキルを活かせる業界を選び、更に自分の興味のある企業を選び応募しました。
通勤時間や福利厚生ももちろんチェック。
私が能動的に選んだ結果、就活は良い方へ傾いています。
そう言えばお金はあまり気にしなくなりました。
どちらかというと節約の方を考えていますし、収入が増える分自分の時間が奪われては元も子もないです。
自分の許せる範囲の条件を選んだ上で働いたほうが幸せなのではと思います。
ドイツでは賃金が高いよりプライベートを優先させるそうです。
高い賃金はそれだけ責任と仕事量が多いもの。
私にその負荷が耐えられるかチョット疑問です。
そういえば私は障害者でした。
無理をしてお金を得ても何も良いことはないです。
私もそんな生活を送りたいな~と思います。
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