就活の面接で
あなたにとって仕事とはなんですか?
と聞かれて少し考えてから
倒れる前まではお金を稼ぐ手段でした。
ですが今はそうではなく、自分の能力を発揮し動画として表現する手段です。
と答えていました。
私にとって仕事とは自己表現という言葉が出てきました。
そうです、自分を表現する手段なのです。
動画編集という仕事柄、表現することを求められます。
効率を求めながら限られた時間で最大限自己表現をする。
コレを考えています。
よく言われるのが
動画を作るって追求しすぎてどこまでも拘っちゃうんでしょ
それは趣味でつくる人はそうかも知れませんが、仕事で動画編集をしている人は締切があります。
それを守らなければ仕事として成立しません。
私が考える仕事としての動画編集、仕事として表現をすることを改めて考えてたいと思います。
生活のための仕事から生を楽しむための仕事へ
倒れる前の私は、仕事を日々の支払いなどのためにしていました。
収入によって支払いをし、好きなものを解体だけ買い刹那的にいきていました。
それで何が残ったかと言えば膨大なゴミと動けない体が残りました。
動けない体には障害が残り今でも障害は重くのしかかります。
ようやく自宅で働けるようになった時、動画編集で月に数千稼いだ時、とても嬉しかったことを覚えています。
その金額は少しずつ上がり、今では月の収入は結構な額になっています。
金額が上がったことも嬉しいですが、何より嬉しいのが自分が制作した成果物がネットで流れる。
何度も動画を見てはにんまりしました。
これは今までにない、自分は生きているという感覚に繋がりました。
自分が費やした労力と時間が作品となって残る、これは自分が生きている証となりました。
現在も動画編集をしていますが、動画が完成するたびに生きた実感をします。
特に納品の完了報告をする時はとても気持ちいいです。
お金のための労働から仕事を作り上げる労働へ
お金を稼ぐ労働をしていた頃は、ひたすら仕事を我慢していました。
嫌な仕事もお金のためならできましたが、結果体が壊れました。
現在は自分で仕事をコントロールし仕事を自分で取り、自分でスケジュールを組み、仕事をし成果物を作り、納品する。
この個人事業主としての全ての流れが自分で仕事をしている実感につながっています。
営業経験は多少ありますが、それでもネットのテキストのみの営業は非常に難しく感じます。
それでも仕事が取れた時は嬉しいです。
さらに報酬の交渉の時が一番楽しいです。
自分の提示額と相手の提示額をすり合わせ、自分の提示額に限りなく近づける交渉はスリリングです。
そんな楽しみを見出しています。
スケジュール管理も一人管理職として能力が付きました。
障害的に計画的に物事を進めることが苦手のはずでしたが、自分なりに工夫し、自分なりの方法でスケジュール管理する方法はディレクター業にも活かされています。
障害を持った私が管理する立場になる日が来るなんて!と思いました。
自分のための仕事から人のための仕事へ
以前の私は自分のお金のために、いえ消費するために仕事をしていました。
消費は拡大する一方でいつもカツカツでした。
今は人のため、クライアント様やワーカーさん、ピッピさんのために仕事をしています。
クライアント様はいい仕事をして、稼がせてあげたいという想いがあります。
あまり自分が稼ごうとは思っていません。
自分が稼ごうとして自分が壊れた経験は、利他の精神を育みました。
昔の私は人とぶつかることが多かったですが、今は人とぶつかることあまりないです。
そうした利他の精神で感謝しながら働かせいていただいています。
ワーカーさん、これはディレクターとしての立場ですが、できるだけストレスのないように、働きやすいように気を配っています。
これも利他の精神で自分にされたら嫌なことはしないという考えが、そうさせています。
日々学ばせていただきながらディレクターとして成長しつつ働いています。
パートナーであるピッピさんのためにも働いています。
これは稼いだお金を生活費に充てられて暮らしが楽になるからです。
最近はピッピさんの好きないちごを絶やさないように買っています。
ピッピさんはご満悦。
喜ぶピッピさんを見られて私も嬉しいです。
今後の仕事の指針と身の振り方を考える
今後の進路はいくつか考えられます。
- 就職し、副業もしつつ働く
- 副業を拡大し在宅で仕事を完結する
- 作業所と副業を併用し仕事をする
これらが考えられます。
今後も副業の動画編集は続けたいです。
就活をしていますが副業禁止のところも依然多く、ちょっと考えています。
さらにみなし残業がある会社ばかりで副業がしにくい状況は目に見えます。
そうすると就職すると生きがいとしての動画編集ができなくなってしまうので、無理して就職する必要はないように思います。
就活は続けますが、拘って仕事を探したいです。
急いでないのですから。
副業を拡大し、在宅で仕事を完結させることはいい選択に思えます。
ですが、不安定さはつきまといます。
動画編集もチャンネルが打ち切りになれば終わりですし、ディレクターもチャンネルが閉鎖となる可能性もあります。
また営業をかければいいですが、結構手間と時間がかかるので悩ましい点です。
作業所と副業の併用、現状維持は悪くない選択ではあります。
ですが、作業所は配慮された仕事で、そこが煩わしくも思います。
もっと働きたいですが、制限されていて働けません。
どの選択肢もいえることですが、今の私にとって生きがいとなっている動画編集が出来ないと、選ぶことはないなと思っています。
自分で言うのもなんですが、動画編集は自分に向いています。
コレを辞めるのは非常にもったいなく思います。
せっかく見つけた天職、コレを活かして生を実感したいです。
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