経済学でサンクコスト(埋没費用)という言葉があり、どういう意味かというと
回収できない費用
という意味です。
例えば英語を身に着けようとして教材や教室へ通ったとしてかけた費用だけ英語を身に着けられなかったとしてもそれは回収できない費用になります。
そしてそれを取り戻そうとして更に費用を投資してしまう。
費用が大きければ大きいだけ人は費用分を回収しようとします。
そうする前に、早期に見切りをつけることが大切になってきます。
私が経済学を学びそこから得た知識や他の書籍、自分の経験から家計や日常を考える上でのサンクコストを洗い出し切り捨てようと考えます。
ポイントカード
ポイントカードは様々な機会で作ることができます。
ただそれを作らせる理由はそのお店で買物をさせるためと顧客リストを得るためです。
ポイントアップキャンペーンなどで購買意欲を刺激し買わせようとします。
私は物理カードのほとんどを処分か持ち歩かない、電子へ移行しています。
主な電子のポイントは楽天ポイントだけです。
物理のカードは好きなパン屋さんと包丁研ぎ屋さんのカードだけです。
なぜ持っているかというと店主との会話が楽しいので持っています。
それ以外は特に持つ理由もないです。
ネットではポイントアップキャンペーンをしていますが、それも無視しています。
その時に買わなければいけないものというのは早々ないです。
買いたい時は自分で選んだほうが余剰ストックでスペースを圧迫するより良いです。
ポイントをもッたいないと思うより買わないことの方へ重点を置いたほうが良いです。
服や靴の厳選
せっかく買ったんだから!
といっていたら際限なくものが増えていきます。
購入するお金、メンテナンスのお金、スペース、それぞれを消費します。
買ったものをサンクコストと捉え、必要ないのなら思い切って手放します。
人は選択する機会が増えれば増えるほど、選択肢が増えれば増えるほど疲弊します。
それをできるだけ疲れないようにする、必要なことに労力を使うようにするには、所持するものを減らしたほうが結果幸せになります。
Facebookのマーク・ザッカーバーグやAppleのスティーブ・ジョブズがその最たるものですね。
同じ服装で過ごし、その分をビジネスへ使っていました。
買ってしまったものは仕方ないですが、必要がない、多すぎるのならサンクコストと捉えて手放すのもいいですね。
習い事
先に例に上げた英語などの習い事はかけた費用の分だけ取り返したいのは心情です。
ただそれはきちんと期間や目標を設定しないと際限がなくなります。
私も英語にお金をかけていました。
それも結構な金額です。
それは
職場のネイティブと話ができるようになりたい
というふわっとした理由だったからです。
なのでかけた分だけ取り戻そうと必死でしたしかけた分だけ喋れる気がしました。
それを
TOEIC~~~点以上取ったら後は独学にする
と決めて見切りをつけました。
そうしてよかったことはスクールへ際限なくお金をかけることもなくなり、独学の癖がついたことです。
ただ生花もしていたのですが、それは本当に辞め時が見つからず、結局生活保護となって止めざる負えなくなるまで続けました。
次は師範なのでがんばりたいところですが、サンクコストを意識したいですね。
ただ落ち着いたらしたいですけど。
セール品
食料品のセール品、安くてもったいないと思うとつい手が出ますよね。
もちろんその日に食べる、使い切るならばいいですが、日持ちがしない上に残すとゴミとなってしまうため注意しないといけないです。
私はセール品を買って調理して保存の工夫をしていますが、なれない頃はよく腐らせていました。
だからといって食べてはお腹を壊してしまいます。
ここはサンクコストを意識して日持ちのする新しいものにするか、すぐ調理してしまうしか無いように思います。
本、CD、DVD
これらは相当書き込んだ本以外は消費したものとして売り払いました。
現在はサブスクで楽しめるのでスペースに余裕ができます。
もちろんサブスクを利用しないことのほうがもっといいのですが、音楽、映画、本はどうしても好きなので購入しない代わりに契約しています。
毎月買おうとするものと比較してサブスクのほうが安く上がるので今はコスパはいいです。
にしても多すぎやろ
すみません!
だけど好きなんです!
失ったものよりこれから得るものに期待をしよう
失ったものを考えると悲しかったりやるせない気持ちになります。
ですが、これからできることで得るものもあります。
実りのないことに投資し続けては損をしてしまいます。
見切りをつけて次へ進みたいですね。
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