陸の孤島に住んでいるのでよく
「車買わないんですか?」
と聞かれます?
たしかに不便ではありますが、バスはありますし、レンタサイクルもある、ちょっと歩いたり自転車乗ればすぐ商店街と、ものすごく不便かというとそうでもないです。
車もそうですがモノを所有したところで、ちょっと便利になる程度です。
それによって失われるお金が大きくては、生活もままなりません。
運よくと言っていいのか、短期間に引越しを二度したことと生活保護の経験から、モノがなくても十分生活ができる様になりました。
買えない思考から買わない思考へ。
あった方がいいからなくてもいいへ。
足るを知る心境となった今の心情を書こうと思います。
工夫やしていることもです。
◯持っていないことはマイナスではない
持っていないと不便だったり、見劣りすると考えてしまうことも。
例えば新発売のジャケット。
デザインも色も好みで欲しいかもしれません。
ですが手持ちのアイテムで似たものがあれば使用頻度は少なくなります、最悪着ないことも。
でもこれを着飾った自分を想像するとどうしても欲しい。
ただ着飾った自分は自己満足でしかなく、対外評価が著しく上がることはないです。
そうであるならば、持っていなくてもいいのではと思います。
対外評価が上がるのは能力に基づいた行動の結果が対象であることがほとんど。
自分磨きや自己投資をした方が対外評価は上がるもの。
お金は適切なものへ投資したいですね。
◯持たない様にすることで、あるもので工夫する様になる
モノを持たない様にすると、今持っているモノをフル活用します。
これのおかげで手持ちのものを有効活用できます。
便利グッズを買う代わりに手持ちのアイテムで代用を考える。
新しい服を買う代わりに手持ちの服をチェックしてみる。
持たないことは貧しいことではないです。
最近はお金で何でも解決しようとすること自体が貧しいのではと思います。
お金で解決は手っ取り早いですが、頭を使い創意工夫することは頭の運動にも、心の運動にもなります。
◯持っていることでどのような効果があるか「冷静に」考えてみる
モノを持ったとしてどのようなポジティブな面、ネガティヴな面があるか冷静に考える必要があります。
買うのにワンクッション置きます。
例えば車。
ポジティブな面は、気軽に遠くへ行ける。
荷物も重い重いをせずに運べる。
など良い面もあります。
価値的な面もあるでしょう。
ネガティブな面は、大きくは諸経費です。
購入費、維持費、税金、大きく必要です。
決して安くはない金額は必要なものでしょうか?
私は便利や価値的な側面よりも
金銭的な面を重視し車を持たないようにしています。
必要ならばレンタカーで十分です。
◯実は多く持っている、足るを知るということ
服に関して言えば、一週間の中で必要な枚数は毎日替えるとして7つ、しかし洗濯をするので7つ以下でも十分です。
我が家は洗濯乾燥機があるので、洗濯の手間も少なくいられます。
なので7つより少ないアイテム数でも十分やりくりできます。
食材に関しても近くに買うところがあったり、通勤通学の経路にお店があれば買う機会は十分あります。
私は通勤経路にスーパーと業務スーパー、八百屋さんがあるので十分に購入機会に恵まれています。
実は足りていたことは多いです。
私の最低限の暮らしでも十分暮らせていますから、これ以上物はいらないかなと思っています。
生活保護の時、多くの本を読んで少ないお金から足るを知るを学びました。
今でもその精神は私の中で息づき少ないモノでも満足できています。
昔は大きな出来事、多くのモノがあることが幸せと感じていましたが、今は手持ちのモノでも十分満足。
人間って変わるものですね。
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