流行っているから欲しい
〇〇さんが持っていたの良さそうだから買おう
あいつよりいいものを買っておこう
誰かと比べてしまうと浪費が止まらないです。
私はほとんど物欲がなくなりました、病気のせいもあるかもしれませんが。
生活保護の生活で買いたいモノも替えなかった時期を経験したことも多分にありますが、そもそも誰かと比較することを止めました。
浪費癖が治らない人はショック療法的に生活保護になることも良いかも知れませんが、あまりオススメできるものでもないです。
そこで私が書籍や自分の実体験から物欲を抑え（というよりなくす）、浪費しないかをご紹介します。
ミニマリスト、シンプリスト初心者の私でもできるのですから誰でもできます。
テレビやSNS、広告の出るものは見ないようにする
広告は購買意欲を刺激します。
そして
みんなが持っている
買ってみせたい
と欲望を刺激します。
テレビを見れば新商品やセールの情報、SNSではオススメの商品の情報。
何気なく見ているテレビやSNSはこれでもかと広告が紛れ込み、いつの間にか買わせるように仕向けます。
楽しむだけだったらいいのですが・・・
テレビにどう対処するか
そこでオススメはテレビの場合はテレビを捨てるか、見たい番組以外を見ない、録画してCMはスキップするです。
テレビを捨てれば電気料、NHK受信料の節約になります。
でも見たい番組もあると思います。
そこで見たい番組以外を見ない、つまりながら見を止める。
ながら見は時間の浪費にもつながり、他に当てられる時間をも奪われてしまいます。
私は朝のNHKニュースと土曜の深夜の洋楽番組以外はテレビを見ません。
それ以外はしたいことをします。
また録画した番組を見る方法もいいです。
CMがスキップできるので購買意欲を刺激されませんし、時間節約にもなります。
SNSにはどう対処するか
SNSは多くの種類があります。
Twitter、Facebook、Instagram、youtubeなどなど。
そこには広告で溢れかえっています。
そこで本や私の方法をご紹介します。
アカウントを消去する
SNSをいくつもアカウントを持っていたとして、それぞれ用途が違うとは言え本当に必要でしょうか？
断捨離をしてもいいと思います。
1つに集中したほうがより楽しめるという側面もあります。
私の場合は1つのSNSだけ残し、後はアカウントは削除しました。
ただ仕事で使うyoutubeは必要なので残しています。
有料プランで広告を見ないようにする
youtubeは有料プランにすることで広告を見ずに済みます。
仕事でどうしても見なくてはいけないのですが、広告は煩わしいですし、欲しい物がでてくるかも知れません。
youtubeの有料プランにしてからは広告を見ることなく快適に使えています。
さらに時間の節約にもなり一石二鳥です。
わざと使いにくくする
スマホにSNSのアプリを入れていると簡単にログインできるので便利ですが見る頻度が上がります。
そこで、使い終わったらログアウトする（ID、PASSは記憶させない）、アプリを削除しブラウザで使うようにするをオススメします。
スマホでどのアプリをどのくらい使ったかはモニタリングできます。
私は通知するようにして毎日何時間スマホに触っているかチェックしています。
多ければ意識的に見ないようにします。
では実際の見ない方法はこちら。
スマホの充電を玄関やキッチン、別の部屋で行い触れなくする
スマホが手元にあると触ってしまいます。
なので物理的に離してしまいます。
私はキッチンや玄関で充電します。
そうすると手元にスマホがないので触らなくなりました。
アメリカの多くの成功者は子どもにスマホを持たせないそうです。
多くの時間を奪われ、本来の子共の学びなどが奪われてしまうからです。
さらにInstagramなどは写真で他人と比較してしまい自己肯定感が下がってしまうという調査結果もあります。
調査ではスマホには依存性があり得られる多幸感の虜になるそうです。
スマホでなくても得られる幸せは沢山あります。
家族と過ごす時間にスマホは必要でしょうか？
恋人や友だとと会話をする時にスマホは必要でしょうか？
便利さは時に多くの代償を支払います。
多少不便のほうが人間は幸せなのかも知れません。
持っているもので満足する
誰かと比較すると際限なく消費するループへ入ってしまいます。
考えてみてほしいことがあります。
今持っているもので何か足りなくて致命的に困っていることはあるでしょうか？
おそらく無いはずです。
もちろん困っている人もいるかもしれませんが、見栄や自己顕示欲からではないですか？
持っているもので困っていないなら必要のないもの。
でも欲しい物がある！
その気持もわかります。
ですのでその対処法を書籍や私の方法で考えてみましょう。
持っているものリストを作る、そして「必要なもの」リストを作る
まずは自分の持ち物を明らかにするところから始めます。
全部です。
例えば服ならば、冬のコートが何枚も必要でしょうか？
必要ならば必要なものリストに加えます。
そうして作ったリストを見返してみると、多くの品物が「買い足し」のことがあります。
その反対に例えば生地が擦り切れて「買い替え」が必要ならばそれは買うべきものです。
私は以前買い足しばかりをしていました。
必要なものかどうかも考えずに。
例えば春秋物のジャケットを何着も持っていました。
そこにまだ買い足そうとしていました。
ですが、考えました。
1日に着られる服は1着だけ、そんなに必要なのものなの？
そこから私は服の整理をはじめて、通年着られる服や着回しができる服だけを残して売り払いました。
当初は不安でしたが、しばらくして全然困っていないことがわかりました。
今では少ないアイテムを使いまわし、よれてきたり傷んだものだけ買い替えています。
持っているアイテムも少なくなりました。
他人が持っているからと言って自分が必要とは限らない
世の中には多くの商品があります。
その中で便利さを売りにする商品も売れています。
ですが、便利さは本当に必要でしょうか？
例えばルンバ。
お掃除の手間を省く画期的な商品ですが、床掃除ならわずかな時間でできます。
モノがなければ更に早く終わります。
便利さは時に時間を与えてくれる夢のようなものですが、費用対効果も考えないといけないです。
時間の節約にもなると書きましたが、例えばドラム式洗濯乾燥機の場合は洗濯と乾燥の手間を省いてくれますが、洗濯が好きな人にとっては不幸せな商品です。
みんなが持っているから欲しい！
という想いの裏に自分は一体何を求めているのかを考える必要があります。
私の家は掃除自体苦にならないほど広くないので掃除も人力で良いですし、私が兼業で家事も仕事もしているのでドラム式洗濯乾燥機は必要ないです。
ただ今より忙しくなったらドラム式洗濯乾燥機も悪くないですが、それはその時です。
あくまで周りと比べず自分にとって必要かどうかを考えることが必要です。
見せびらかす目的ならばそれは必要がない
インスタ映えという言葉があるように、SNSで自分の購入体験や経験を流せるようになりました。
特にInstagramはそれが顕著で、高価な商品や高級なサービスがもてはやされます。
ですが、それをしたところで一体何の特があるのでしょうか？
likeやコメントが多く付くくらいです。
本当に必要なものならばいいですが、見栄から買うのならばそのお金を、恋人にプレゼントをする、美味しいものを食べる（インスタ映えは気にせず）、貯金する、寄付する、それぞれ有効なことに使えます。
SNSは容易に承認欲求を満たせる優れた装置です。
それに振り回されては、周りの人の承認は満たしにくくなるのではないでしょうか？
もしSNSで承認欲求を満たしたくなったのなら、困難なことに挑戦し結果を報告することをオススメします。
それはlikeやコメントをいただけますし、やる気にもなります。
人は人、自分は自分
精神論で大変恐縮ですが、マインドの部分も大事です。
生きていると様々な比較の機会があるからです。
学校でも会社でも家庭でも。
そういう比較の機会にどう向き合うかが購買意欲を抑え節約へと向かわせるからです。
他人は操れない、操れるのは自分だけ
他人からの称賛を得るためにはお金を消費することが手っ取り早かったりします。
ですがそれは一時的なもので、すぐに忘れ去られます。
他人は操れるものでしょうか？
メンタリストなどの技術もありますが、他人は操れるものではないです。
例えば自分のことが嫌いな人に好きになってもらうことは難しいです。
だから他人のことは置いておきましょう。
一方自分は操れるのでしょうか？
右手を意識すれば動かすこともできます。
陽気な気分のものを読むようにすれば気持ちも晴れます。
100％は難しくても自分を操ることはある程度できるのです。
私は、特殊なのでしょうけど、他人から認めてもらう、受け入れてもらう、理解してもらうことは諦めています、期待値は0です。
別にペシミストというわけではないです。
期待しないだけです。
それに加えて、自分にも期待していません。
ただこれが自分なりの処世術で、期待値0のところへ他人が認めてくれると喜びも大きいように感じます。
また自分への期待値0の場合、予想外にできたときにも喜びが大きいです。
障害を負った自分なりの処世術なので万人に受け入れられるものでもないですが、他人の期待をやめることだけでも承認欲求の部分を抑えることができます。
人と比べない自分独自の価値観を認める
あいつは最新のスマホを持っている！
と思うと、それよりも新しいものが欲しくなるものです。
私の場合はスマホならばこう考えます。
- ゲームはしないが使いやすいものが良い
- 仕事で使うので、ある程度ストレージと処理能力は必要
- icloudを使って個人情報を管理しているのでiPhoneがいい
- 手が小さいので小さなスマホが良い
そう考えて、今のスマホになっています。
とはいってもバッテリーは交換時期とアラートが出ていますし、今年のiOSのアップデートからは外されているので買い換えなければいけないですが。
モノが欲しいと思った時、それを周りのみんなが持っているなど他人の要素は排除して、自分にとって何故必要かを考えると自然と答えが出ます。
とはいっても私はこう考えるようになったのはつい最近で原生動物のように欲しいものは買っていました。
他人ではなく自分をまず褒めて受け入れよう
最後に自己肯定感のお話をします。
承認欲求はどこからくるかというと自己肯定感を高める欲求から来ます。
ところが現代社会は他人との競争や比較が絶えず行われ、褒められる機会というものが激減しています。
結果を出しても更に上の結果を求められてやがて疲れ切っていく。
以前の私がそうでした。
では低くなってしまっている自己肯定感はどうすればあがるのでしょうか？
書いてきたように他人に自己肯定感を求めるのは再現がないですし、不安定です。
そこで1日の終りに5分程度振り返りをするようにしました。
何ができたのか
何が達成できたのか
どんな良いことをしたのか
誰でもいくつかはあります。
どんな小さなことでもいいです。
そうすると意外と自分ができたことやよかったこと、いいことをしたことなどでてくると思います。
それを日記に書きます。
私はエバーノートへ書き溜めています。
人間は鈍感なもので一瞬考えたことや見たことはすぐ忘れてしまいます。
可視化する、つまり書き留めることで目の前に列挙されるので実感できるのです。
現代社会において他人と関わらずに生きることは不可能です。
ですが、振り回されて生きることは疲れてしまいます。
あなたのペースで生きることが何よりも幸せにつながります。
どうぞ良き日々をお過ごしください。
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